ード測定 VOCセンサ
 
製品情報 VOC Information
ハンディVOCセンサ VOC連続モニタ VOC排出抑制とは? 規制対象施設とVOCセンサ利用法
大気VOC測定について
VOC排出規制対応手段
作業工程管理
環境管理、臭気対策

ハンディVOCセンサは、ON/OFFボタンとSTARTボタンを備え、以下の測定手順に従って、簡単操作・スピード測定を実現しています。
1.電源ON
2.清浄空気で自動ゼロ点校正(活性炭チューブ使用;通常20〜30秒程度)
3.スタンバイ(→3分後オートオフ)
4.STARTボタンで測定開始(10〜30秒程度;測定時間の延長機能搭載)
5.結果表示(測定番号、最大値・平均値、日付時刻などをメモリー)
6.クリーニング(STARTボタンで繰返し)
7.電源OFF(ONボタンを3秒間長押し)
以上の手順により、一測定に要する時間は1〜2分程度です。写真1は、活性炭チューブを吸引チューブの先端に取り付けて清浄空気を作り、ゼロ点校正を行うようすを示しています。周辺にVOC成分が残留している現場環境などでは、このようにゼロ点校正時とクリーニング時に付属の活性炭チューブを使用することが望ましいです。

バルブヘッドによる自動測定

バルブヘッドとは、活性炭チューブと電磁バルブを内蔵したアタッチメントで、センサヘッド部に装着することによりゼロ点校正を自動化するオプション・ユニットです(写真2)。このユニットを用いると、ゼロ点校正やクリーニングの度に活性炭チューブを付け外しする必要がないので、測定ポイントが多数ある現場調査において手間を省き作業の効率化を計ることができます。 さらに、モニタリング周期(1〜60min.)を設定することにより、一定間隔で繰返しインターバル測定も可能なので、現場での簡易モニタリングに最適です。
1. 活性炭チューブによるゼロ点校正
2. バルブヘッドによる自動測定
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水中VOCチェッカー
一級河川における油流出事故対策
・取水停止 ・体勢解除の判断、汚染状況の把握

浄水場での油臭対策、油事故の現場チェック
下水道(マンホール)
海洋:油汚染対策
・コンビナート、造船会社

水中VOC・油分モニタ
工業排水濃度管理
・化学・薬品・製薬工場など

浄水場での油臭モニタリング

VOCセンサにヘッドスペース法を応用すれば、サンプリング直後に現場で簡易に水中VOC類を高感度検出することが出来ます。その測定手順は、次のとおりです。
(測定準備として、ハンディVOCセンサの測定モードを、本体メニュー内でWater Modeに切替えておきます: 出荷時はVapor Modeに設定されているため)
ヘッドスペース測定キット
(オプション)使用
  1.ゼロ水300mLを入れたブランクびんでVOCセンサのゼロ点校正を行う
2.サンプルびんに試料水を300mL採取する(土壌試料の場合は、水300mLと土30gをサンプルびんに量り取り、10wt%とする)
3.サンプルびんを手で約1分間振とうする
  4.約1分間静置する(この間にゼロ水でブランク測定を数回程度繰返し、機器を安定化させておく)
5.吸引&排気チューブをサンプルびんに差し込み、測定を行う(測定時間は約10〜20秒程度であるが、初期設定により測定濃度が安定するまで自動延長させることができる;低揮発性の石油分等では1〜2分以上かかる場合もある)
6.測定後に試料水の温度を測定する
(→必要に応じて水温補正に用いる)
7.測定終了後、ブランクびんで洗浄する(洗浄時間は、測定時間と同程度、またはそれ以上の時間を要する場合がある。)
8.電源OFFして終了、又は(1)に戻る

以上のように、現場にて5分程度で一連の操作を行うことができます。この時に使用するゼロ水は、蒸留水か薬局・コンビニ等で入手可能な精製水・ミネラルウォーター等を使用するのが望ましいです。

この測定手法のポイントは、
1.疎水性高分子膜をセンサチップとして用いた光検出方式のため、高湿度ガスに対しても安定かつ再現性の良い信号が得られる
2.検出部の温度を周囲環境温度より高く保持して結露を防止している
3.水中でmg/L(=ppm)オーダーの濃度は、ヘッドスペース内では見かけ上濃縮され、VOC濃度としては数10〜数100ppm程度に相当するので、水中VOC成分を高感度検出できる
4.VOCセンサで吸引測定したサンプルベーパーは、センサ本体の排気口よりサンプルびんへ戻されるので(=循環測定)、測定中にサンプルベーパー濃度が変動または低下しにくい
5.測定時の水温に比例してヘッドスペース濃度がほぼリニアに変動するので、測定値を適宜温度補正する必要がある
ということです。
    応用例

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調査段階
・汚染マップ作成
・1次スクリーニング→GC分析

浄化段階
・原ガス・原水の濃度管理
・活性炭の破過チェック

浄化後の経過モニタリング

公定法に準ずる場合は、精製水等への溶出試験により水中VOC濃度を測定し、土壌中の含有量に換算することで、土壌汚染レベル を簡易に評価することが可能です。(→詳しくは、水中VOC測定についての項をご参照下さい)

また、ヘッドスペース測定キットを使用し、土壌のみの臭気を測定することにより、土壌汚染レベルを判定することも出来ます。その場合、一定量の土壌をサ ンプルびんに計量し、手で振とうさせた後しばらく放置して、サンプルびん内の臭気をヘッドスペース測定します。石油系汚染の場合、ガソリン、灯油、軽油、重質油に対して、下図のような応答が得られますので、汚染対象油種が既知の場合、土壌中TPH含有量を簡易に評価できます。
 
    応用例

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  土壌中TPH値とVOCセンサ出力値との関係
 
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